# ウチコミ! 開発環境構築手順
## ■ gitとdockerによる開発環境構築
## ■ 仮想マシンを設定する
1. VirtualBox用の[仮想HDDファイルをダウンロード](https://drive.google.com/open?id=1ufaktaiuzoat6zivPptnySthOgrI_A11)する
1. [VirtualBoxをインストール](https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads)し、起動する。
1. 環境設定でNATネットワークを追加する。
- [ファイル]-[環境設定]を開く
![メニュー][VB_Setting_01.png]
- 環境設定画面の[ネットワーク]でNATネットワークを追加する。
![環境設定画面][VB_Setting_02.png]
- ネットワークCIDRは「192.168.56.0/24」とする。
![ネットワークの作成ダイアログ][VB_Setting_03.png]
1. グローバルツールでネットワークアダプターを追加する。
- [グローバルツール]-[ホストネットワークマネージャー]を開く
- 「作成」ボタンをクリックし、「アダプター」を次のように設定する。
- 「アダプター手動で設定」 - IPv4アドレス「192.168.56.4」 - ネットマスク「255.255.255.0」
![メニュー][VB_Setting_04.png]
- 「DHCPサーバー」を次のように設定する。
- 「サーバーを有効化」でチェックON。 - サーバーアドレス「192.168.56.100」 - ネットマスク「255.255.255.0」 - アドレス下限「192.168.56.101」 - アドレス上限「192.168.56.254」
![メニュー][VB_Setting_05.png]
1. 「新規」で仮想マシンを作成する。
オプションは次の通り。
- タイプ「Linux」、バージョン「Redhat (64bit)」を選択。 - 「既にある仮想ハードディスクファイルを使用する」でダウンロードした仮想HDDファイルを指定。
1. 作成した仮想マシンのネットワーク設定を変更する。
- 作成した仮想マシンをクリックし、「設定」ボタンをクリックする。 - 「ネットワーク」の「アダプター1」を選択し、「高度」を開いてMACアドレスをメモする。
![メニュー][VB_Setting_06.png]
- 「アダプター2」を選択、有効化して、割り当てで「ホストオンリーアダプター」を選択。 グローバルツールで追加した、ネットワークアダプターを選択する。
![メニュー][VB_Setting_07.png]
- 「アダプター2」のMACアドレスをメモする。
1. 作成した仮想マシンを起動する。
- アカウントは root / root
1. ネットワークアダプターの設定ファイルを変更する。
- 次のファイルのHWADDRを「アダプター1」のMACアドレスに書き換えて保存する。 - /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
- 次のファイルのHWADDRを「アダプター2」のMACアドレスに書き換えて保存する。 - /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1
- 仮想マシンをACPIシャットダウンし、再起動してネットワーク設定を確認する。
```bash ifconfig ```
→ eth0とeth1が192.168.追加され、eth1のIPアドレスが 192.168.56.12 になっていればOK。
```bash ping uchicomi.biz ```
→ pingが通っていればOK。
1. HOSTSファイルに次の内容を追加し、反映する
```bash 192.168.56.12 u.local.lcl 192.168.56.12 om.local.lcl 192.168.56.12 am.local.lcl 192.168.56.12 ad.local.lcl 192.168.56.12 lg.local.lcl 192.168.56.12 pm.local.lcl ```
```bash ipconfig /flushdns ```
## ■ 仮想マシンにソースをチェックアウトする
1. 仮想マシンにSSH接続する。
```bash ssh -l ec2-user 192.168.56.12 ```
アカウント情報は ec2-user / ec2-user 。
1. 仮想マシンのSambaの共有フォルダにソースを取得する。
```bash mkdir samba/uchicomi cd /home/ec2-user/samba/uchicomi svn co svn://uchicomi.biz/uchicomi/ . cd /home/ec2-user/samba chmod 777 uchicomi -R chmod 755 _db -R ```
※ uchicomi.biz = 59.106.191.49
パスワードを一度ctrl + Cなどでキャンセルする。
自分に割り当てられたユーザー名、パスワードを入力する。
```bash amb.nagayama = FE0p4v7X amb.ishii = qaBwRdDP amb.imai = zu3oBrt5 amb.kawashima = gwaG7dzA amb.ando = 7mErDcxw ```
→ 暗号化されていないパスワードの保存に、「yes」とする。
## ■ デバッグ環境をインストールする
1. xdebugをインストールする
```bash pecl install xdebug-2.2.7 ```
1. [デバッグ用の設定ファイル xdebug.ini][1074170657]を仮想マシンに送る。
1. デバッグ用の設定ファイルを配置する。
```bash su cp /tmp/xdebug.ini /etc/php.d ```
1. デバッガでXdebugをリッスンするように設定する。
1. ChromeのXdebug拡張機能で、目的のサイトを表示し、デバッグを有効状態にする。
## ■ Webサーバーを起動する
1. ディレクトリのパーミッションを変更する
```bash chmod 777 /home/ec2-user/samba/uchicomi/source/fuel/app/cache -R chmod 777 /home/ec2-user/samba/uchicomi/source/fuel/app/logs -R ```
→ パーミッションの変更ではなくディレクトリのオーナー変更でもよい。
例) sudo chown apache:username logs
1. Webサーバーを起動する
```bash sudo service httpd start ps axf | grep httpd ```
→ suのパスワードは root → /usr/sbin/httpd のプロセスが8つ起動していたらOK。
## ■ phpmyadminを設定する
1. http://pm.local.lcl へアクセスし、root / パスワードなし でログインする。 1. SQLで次の内容を実行する。
UPDATE uchicomi.admin_user SET password = 'ab9863c2e3a48a32f5122a2d0aa59bc3f6276aa692c050e334b5ccbfbbc93526a139dab031f806ed03b5490b5b4db40b0cdfd53f1a663ff20ddccdbb347eadae'
1. uchikomi.admin_userテーブルのアカウントでログイン可能となる。
## ■ htmlコーディングのdocker環境の構築 「docker for Windows」または「docker toolbox for windows」がインストールされているものとして以下に手順を記載する。
### ■ hostsファイルの変更
1. 以下の内容をhostファイルに書く。
```hosts 192.168.99.100 u.local.lcl 192.168.99.100 om.local.lcl 192.168.99.100 am.local.lcl 192.168.99.100 ad.local.lcl 192.168.99.100 lg.local.lcl 192.168.99.100 pm.local.lcl ```
1. コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行する。 > ipconfig /flushdns
### ■ docker-composeで起動 リポジトリを「/c/Users/(Windowsログオン名)/Documents/projects/uchicomi_front」に配置したものとして以下、説明する。
1. リポジトリ中の、docker-compose.ymlのvolumesに、リポジトリを配置したパスをフルパスで記載する(相対パスはWindowsではうまく動かない)。 > - //c/Users/(ユーザー名)/Documents/projects/uchicomi_front/source:/var/www/html/uchicomi.com
1. Docker QuickStart Terminalを開き、リポジトリ中のdocker-compose.ymlファイルがあるフォルダをカレントディレクトリにし、dockerを実行する。 > cd "/c/Users/(Windowsログオン名)/Documents/projects/uchicomi_front/docker" > docker-compose up -d
1. ブラウザからWebページを開いて表示できることを確認する(アクセス情報等はリリース手順を参照) > http://u.local.lcl/guide/owner/